雑記 in hibernation

頭の整理と備忘録

2020年 - 今年出会った3×3【音楽編】

今年出会ったものの中で特に印象的だったコンテンツについて、書籍・音楽・映画の3つのトピックそれぞれで3冊・3枚・3本に絞ってまとめておきます。今年リリースではなく、あくまで「今年僕が出会ったもの」なので、基本的にリアルタイム性は皆無です。

今回は【音楽編】です。今年の頭にspotifyを導入して以来「アルバム単位で聴く」みたいな習慣がほぼほぼなくなってしまい、正直アルバム単体での愛着はあんまりないのですが、慣習として盤毎の紹介とします。

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2020年 - 今年出会った3×3【書籍編】

今年出会ったものの中で特に印象的だったコンテンツについて、書籍・音楽・映画の3つのトピックそれぞれで3冊・3枚・3本に絞ってまとめておきます。今年リリースではなく、あくまで「今年僕が出会ったもの」なので、基本的にリアルタイム性は皆無です。

今回は【書籍編】です。そもそも僕は生来の活字嫌いであんまり本は読まないのですが、今年はわりかし価値観を揺さぶるような書籍に出会うことが多かったので、折角だからまとめておこうかなぁなどと思った次第です。

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optunaで脳筋ハイパラチューニング(ようやく最後のお話:精度比較編)

Pythonでのoptuna実装について、理論面にはノータッチの脳筋スタイルで連載をお送りしています。最終回です。

第1回では1変数の関数に対する最適解探索を、第2回では機械学習モデルのパラメータ最適化を実装しました。そして最終回となる第3回の今回は、デフォルトパラメータやscikit-learnのランダムサーチとの精度比較により、optunaの有用性を精度の観点から見ていこうと思います。

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optunaで脳筋ハイパラチューニング(こっからが本番:機械学習モデルのチューニング編)

Pythonでのoptuna実装を理論面にはノータッチの脳筋スタイルでお試ししてみます。記事は3回に分けて投稿予定で、前回の第1回では、まず1変数の関数に対する最適解探索を実装してみました。第2回の今回は、機械学習モデルのパラメータ最適化を実装します。次回、第3回でデフォルトパラメータやscikit-learnのランダムサーチとの精度比較をしようと思います。

第1回の記事はこちら

toeming.hatenablog.com

前回に引き続き、備忘録です。

1. optunaって?現在は? 年収は? 彼女は? 調べてみました!

略。前回の記事をご参照ください。

f:id:toeming:20201103020116p:plain
公式webサイトより引用。ロゴめっちゃカッコいい。

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optunaで脳筋ハイパラチューニング(小手調べ:関数の最適解探索編)

「話題の最適化フレームワークがあるらしいやんけ。使ったろ。」の精神でoptunaを使った機械学習モデルのハイパーパラメータのチューニングをお試ししてみます。Pythonでのoptuna実装のチュートリアル的な内容です。理論面にはノータッチの脳筋スタイルで行きます。

記事は3回に分けて投稿しようと思っています。第1回の今回の記事では、まず1変数の関数に対する最適解探索を実装してみます。次回、第2回では機械学習モデルのパラメータ最適化を実装し、第3回でデフォルトパラメータやscikit-learnのパラメータチューニングとの精度比較をしようと思います(一回の記事にまとめようとしたら案外長くなりそうだったので、「関数の最適解探索編」「機械学習モデルのハイパラチューニング編」「精度比較編」で分割しました)。

例によって、備忘録です。

1. optunaとは

みんな大好きPreferred Networksが開発したオープンソースのパラメータ自動最適化フレームワークです。めっちゃざっくり言うと、パラメータ探索が楽々できちゃうパッケージです。

preferred.jp

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騙されたと思ってレゴムービーを観てくれ頼む

LEGO ムービー』という映画があります。レゴブロックをテーマにした全編CGアニメーション映画です。監督・脚本はあの『スパイダーマン: スパイダーバース』のクリス・ミラー&フィル・ロード

www.youtube.com


で、この記事の趣旨なんですが、表題の通りです。おすすめの映画の話になるたび、僕は表題の文面をそっくりそのまま、幾度となく繰り返してきました。

しかし僕が把握している限り、実際に観てくれた人は未だに一人もいません。僕の信用度かレゴムービーの求心力かが極端に低いせいだと思われます。前者については掘り下げても悲しい気持ちになるだけなので棚に上げておきますが、後者については、まあ「所詮子供向けの販促映画」と思って見くびってしまう気持ちは確かにわかります。僕だってプリキュアの劇場版を熱心に勧められてもピンときませんから。しかし、ピクサーやディズニーが「大人の鑑賞に耐えうる」などというレベルをはるかに超えた名作を連発している今、いわゆる子供向けの作品に対して壁を作ってしまうのは些か勿体ないかも、という気もします。かく言う僕も、地上波深夜の映画枠で放送されていたのを偶然見つけ、小馬鹿にしつつ半笑いで観始めたところエンドロールが流れ出す頃には号泣していた、というのがこの作品との出会いだったりします。

ということで、前置きが無駄に長くなってしまいましたが、レゴムービーの魅力をアピールして行きます。wikiから引用しつつ「批評家筋にもこんなにウケてますのよ」とか「興行収入も大成功してますのよ」とかアピるのもThe 権威主義って感じで説得力があって悪くないんですが、せっかくなのでここは僕個人の感想として「映像」「ストーリー」「テーマ」の3点に絞って魅力を伝えていきたいと思います。

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lambda式って超便利

コーディングの文法でlambda式ってあるじゃないですか。あれ、何が有り難いのかイマイチよくわかってなかったんですけど、その恩恵がようやく理解できたのでPythonでのlambda式の使い方について備忘録にします。あんまり細かいtipsは記事化してもキリがないなあとは思っているので、コーディングの諸々に関するネタはあんまり書かないつもりではいるのですが、まあ今回はブログの賑やかしにでもなれば、くらいの感じで。

なお、今回主に参考にさせていただいた記事はこちらです。

note.nkmk.me

qiita.com

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